2014年8月1日 - 80
農業×ITをやろうとした理由
転職活動にあたって、進路としてメインで考えていたのは一次産業(特に農林水産)×ITでした。
他にエネルギー×IT、オープンクラウド、画像処理&FPGA等も考えましたが、最後はほぼ一次産業×ITに絞っていました。
その中で農業×ITを選んだのは3つの理由からです。
・求人があった
・開発するプロダクトが自分の方向性に合ってそうだった
・今エンジニアとして展望を持って関われると感じた
求人があるってのは当たり前っぽいですが転職活動中はすげー重要でした。
一次産業×ITという事で水産(漁業中心)、林業も調べましたが求人がなく、この2分野は今は出来ないと判断しました。
(ちなみに水産分野では、漁業ではなく流通で面白い取り組みをしている企業がありました。)
開発の方向性ってのは、自分の場合は、ディスプレイやネットワークの中だけで動くモノだけでなく、
そこに外界と関与するモノ(例えばカメラ、センサ、モータなど)を組み合わせたモノを作りたいと考えてた事です。
農業×ITではそれらの総合的な開発が出来そうで、自分の方向性に合ったフィールドかもというイメージでした。
最後に、エンジニアとして展望を持って関われそうだというのは、
自分の中で今の日本って、このまま行ったらなかなか展望なさそうだなと思ってたところで、
そうじゃない方向性を作っていくのに自分の力を使えるんじゃないか、と考えられたからです。
話に聞くところだと、これから国の人口が減って老人比率が増えて産業が力を失っていくんだなと。
それはヤバいと思ったし、自分としてもこのままフツーに働いていっても先あんの?的な感覚がありました。
これは俺がプログラマなのでITに限りますが、どうでもいい事に力を注いでいるけど、
人がこれから暮らしてくために本当に必要な部分に力は注がれてない感覚というか。
そこら辺を踏まえた時に、自分たちの暮らしのインフラを改めて自分たちで作り上げていく事が重要だと考えました。
たまたま農業×ITが流行りになっていた事もあり、農業は暮らしのインフラのベースになるものだと思い、
今のタイミングでエンジニアとして仕事をやるならこれじゃないか、と考えた次第です。
俺はそんな風に考えて、農業×ITに進もうと決めました。
まあ転職活動の結果いかんでは他の分野に進んでいたかもしれませんが、結果オーライでやってきます。
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