■Sさんとの会話から抜粋 俺らの認識は「無際限かもしれないもの」に臨んでいるけれど、とりあえず得られた感覚情報を元に、あれやこれやを推測しながら「限界はこれくらいだろう」「区分け部分はこれくらいだろう」と見なして動作しよ […]
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そもそも認識は、無際限かもしれないもの、無限かもしれないものに臨んでいる。というのも感覚情報は、あくまでもただその時の上っ面の情報が訪れるだけであって、その先に、その奥に、どういったものが広がり、息づいているのかを、特に […]
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皆ほどよく、自らの公理群を信頼し、それによって構成された世界観を生きている。もう少しいえば、皆ほどよく自らの物語を信頼し、それによって構成された世界観を生きている。とはいっても、それら公理であったり物語群というのは、永続 […]
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我々は多くの場合、物語のうちにいる。それは文字によって記述された物語ではなく、また「はじまり」だの「終わり」だののしるしがあるわけでもない。それはたとえでいえば、色と音と手触りで形成された物語だ。それらはシーケンシャルな […]
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例えば、フライパンだの風呂だのという事物があるわけではない。そこにあるのは、フライパンだの風呂だのと「呼ばれる」ゲシュタルトであって、それ以外ではない。抽象的に言えば、呼称の世界は事物とは無関係なのであって、例えば風呂が […]
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情報と言われるものは、別のものとの結び付きや、別のものの代理(別のものの示唆)や、それそのものだ。例えば毛布、を形成する無数の特徴は、それが「毛布」と呼ばれる事が多いような布(と呼ばれる事が多い)の一定面積程度の広がりで […]
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