2017年9月7日 - 80

Boudica

Enyaの曲から飛んで、Wikiでケルトの女王ブーディカの記事を読んだのと、最近の北朝鮮の情勢とか、それに対してプーチンが取ったスタンスとかから何となく色々考えたり調べたりしてる(といっても少しだけどさ)事から※1。

※1:調べものしてて感慨深かったのはここにあるプーチンの演説。「クリミアは古代ギリシャのケルソネソスのあった地でありウラジーミル1世が洗礼を受けた土地であり、これはクリミアが正教徒としてのルーシの固有の地である」とか言ってるけど、(俺は歴史は詳しくないが、それでも)歴史押さえて、上っ面だけじゃない事言ってるんじゃないかって印象を受けた。そこに生きる事の生々しさがちょい伝わってくるっつうか。印象だけだから合ってるかは分かんないけどね(/ω\)

ブーディカは酷い目にあった挙句にローマに対して反乱を起こした。ところで北朝鮮とかロシアとかにとって、アメリカであったり「西側諸国」ってのは、ある意味ではローマ的なのではないのだろうか??俺らもローマ的な立場からしかこの状況を見ていないのではないだろうか??

「東側(っていうの??)」から見た時に、何が起きていたのか、という視点を欠いて、ただ単に自分達がいる(もしかしたらローマ的な)立場から、北朝鮮や、それを支援(?)するロシアや中国を非難するってのは、なんかちょっと違うんじゃないかと思う。

俺はある意味では、北朝鮮が核をぶっ放して、東京が焼かれても仕方ないんじゃねーかとも思う。俺も死ぬけど。歴史は良く分からんけど、ある意味では俺らは、ローマ的な傲慢さに立ち続け、そういう事が起きても仕方ない状況を作って来たんじゃねーかと。

これは悲観的って事でなく、上記のような傲慢さがあったのだとしたら、今起きているのは、その結果として受け入れなければならない状況であり、そして少なくとも必要なのは、それを受け入れる覚悟だ、って事です。

そしてもし対話を望むなら、その傲慢さを取り払わなければならないのではないかと思う。ほんで俺は、対話的であるべきだと思っています。現時点では俺は、プーチンが言っている「朝鮮半島の非核化を見据えつつ対話、外交による解決の道を探る」というスタンスに賛同です※2。この状況下でのアントニオ猪木の訪朝もグッドだと思っています。ところでこの記事とかで言ってる解決ロードマップとかどんななんすかね?あとこの記事で言ってる事も「ローマ側じゃない見方」に立つなら響くものがあるのではと思うけどね※3。

※2:日本に関して言えば、それが成功したとして、その後確実に起こるであろう東アジアを中心とした地政学的な激動にも真摯に臨むべきだと思います。

※3:繰り返すけど、俺は歴史は詳しくないので、この判断が浅いって事はあると思います。しかしそれでも、俺らは「ローマ側ではない方」から見た、北朝鮮やロシアや中国や韓国やアメリカや日本について知らな過ぎるように思う。

2017/9/11追記:デニス・ロッドマンすげーわ。「私からすれば、トランプ大統領がキムに連絡を取ろうとすれば可能だと思う。トランプ氏が2 人での会話に持ち込んで、共通の話題で話し合えば、何かが起きる可能性もある。何も友情を語る必要はなく、ただ単に『あなたの国や我が国の言葉、政治、歴史について話をしませんか』と持ちかけて対話を始めようとすれば、扉が少し開く可能性もあるかも、と思う」というのは俺もそう思うよ。そして個人的に思うところでは、日本はこれをずっと怠ってきたのではないのか??北朝鮮に対してだけじゃなくてさ。

暮らし方


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