Category / メモ

  • ここにあるのはすべて、意味情報の束、あるいは意味情報に収斂し損ねている情報の束だ。ある意味情報「A」かもしれない情報の束(Aを強く示唆する情報の重なり)は、実際「A」なのかもしれない。そこでは我々は「Aのように見えるもの […]

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  • そもそも認識は、無際限かもしれないもの、無限かもしれないものに臨んでいる。というのも感覚情報は、あくまでもただその時の上っ面の情報が訪れるだけであって、その先に、その奥に、どういったものが広がり、息づいているのかを、特に […]

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  • 皆ほどよく、自らの公理群を信頼し、それによって構成された世界観を生きている。もう少しいえば、皆ほどよく自らの物語を信頼し、それによって構成された世界観を生きている。とはいっても、それら公理であったり物語群というのは、永続 […]

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  • 2020年1月6日 - 80

    物語について、物語論

    我々は多くの場合、物語のうちにいる。それは文字によって記述された物語ではなく、また「はじまり」だの「終わり」だののしるしがあるわけでもない。それはたとえでいえば、色と音と手触りで形成された物語だ。それらはシーケンシャルな […]

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  • 2020年1月4日 - 80

    ゲシュタルトについて

    例えば、フライパンだの風呂だのという事物があるわけではない。そこにあるのは、フライパンだの風呂だのと「呼ばれる」ゲシュタルトであって、それ以外ではない。抽象的に言えば、呼称の世界は事物とは無関係なのであって、例えば風呂が […]

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  • 情報と言われるものは、別のものとの結び付きや、別のものの代理(別のものの示唆)や、それそのものだ。例えば毛布、を形成する無数の特徴は、それが「毛布」と呼ばれる事が多いような布(と呼ばれる事が多い)の一定面積程度の広がりで […]

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  • 2019年12月19日 - 80

    言語と風景について

    言語と風景は似ている。それはどちらも、それ自身は本当の事を言わない。けして嘘をいっている訳ではない。ただしかし、表出された姿と、それを表出した原理/仕組み/秘密というのは、また別なのだ。 私たちは表出されたものではなく、 […]

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  • 2019年12月13日 - 80

    死について

    我々は死によって成り立っているのであって、少なくとも生だけによって成り立っているだけではない。例えばアポトーシス。もしも身体が全て密集した細胞の塊なら、私たちはこのような姿ではないだろう。細胞死があって分化があるから、私 […]

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  • 2019年11月23日 - 80

    感覚について

    私たちの規約は、感覚と冗長性から形成される、おそらくは。例えば視えること、聞こえること、そういった事は感覚器が機能していれば一気に与えられる。その感覚の広がりが、その一瞬一瞬の世界となる。そしてまた、感覚の経時的な冗長性 […]

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  • 2019年10月28日 - 80

    生化学反応について

    化学反応、あるいは生化学反応に、目的はあるだろうか。理由あるいは原因、あるいはそれが起こる構造や配置や勾配はあるだろう。例えばある力学的勾配を打ち消すこと。ある結び付きに引き寄せられる事。ある散逸に至る事。などなど。。。 […]

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